とんでった。

今日 また KKPを見てきました。 千秋楽。

ほんとはチケットなかったし、見る予定じゃなかった。
でも昨日見て、どうしても見たくなって、ダメもとで劇場に行きました。
しかも午前中どうしてもはずせない用事があったので、それから行ったら、天王洲アイル着いたのは、12時半過ぎ。
絶対チケットないだろうとは思いつつも、一応係りの人に聞いてみる。
「整理券をお持ちの方のみとなってます」

はぁ・・・。
やっぱりだめか。

・・・・・・・。


と思ったそのとき、知らない人に声をかけられた。

「あの、チケットあまってるのでよかったらどうですか?」
「え!!まじですか!?ほんとにいいんですか?」
「はい。余らしておくのもったいないんで」
「え〜!!!ありがとうございます!!是非是非!!」


というわけで、知らない人からチケットを譲ってもらい、(もちろん定価ですよ)無事見ることができました。
名前聞かなかったけど、ほんとうにありがとうございました。
お礼にその人とお昼一緒に食べ、おごらせていただきました。

そして会場入り。
始まる前のアナウンス担当したのがオレンヂさんでした。
めちゃくちゃいい声。
あれで客席も出演者も最終フライトへ向けて気分が高まりました。

で、本編の内容ですが、いわずもがな。
もう細かいことは書きません。
ただね、やっぱり最後ですから、場面転換で暗転するときとかは拍手が大きかったです。


とにかくお客さんも三人も「最後」を楽しんでるように感じました。

そしてあの怒涛のカーテンコール。
千秋楽ともなるとすごかった。
客席も出演者もみんな満足そうでしたねぇ。
もちろん客席はスタオベ。


小林さんはHAEに乗っかるようにして愛でてました。

何度か出てきても鳴り止まない拍手。

そして何度目かのカーテンコールのとき。
小林さんから「二年間やってきてどうでしたか?」と求められて

久ヶ沢さん。
「・・・。あれですねぇ。・・・・・。あの〜、あれでしたねぇ。」
いろいろ思い出してきたのか、あまり言葉にできないかんじでした。
「・・・・。体鍛えておきます(笑)」


オレンヂさん。
久ヶ沢さんと同じように言葉に詰まってましたが、
「本当に楽しかったです」と一言だけしぼりだすように言って、
後ろ向いて泣いてしまって、それを小林さんが頭なでて、抱きしめてました。

そして小林さん。

私は、彼が舞台の上で泣くのを初めて見ました。


しぼりだすようにして、
「みんなに言うことはない。言いたいことは全部台本に込めました。」
「それが伝わった。」

みんなここで大拍手。

「何回も見に来てくれた人も、今日初めて見た人も、一緒に飛んでくれてほんとうにありがとう。」
「皆さんの背中にも羽が見えました。」
「みなさんもそれぞれの空で、自由に、羽ばたいてください」
「ほんとうにありがとうございました!!」


また割れんばかりの大拍手。


細かいところは違うかもしれないけど、こんな感じでした。

え〜、今思い出しながら書いていてちょっと泣きそうです。

本当にこの作品を三人とも愛していたんだなぁ。
そして小林さんはほんとにやりきって少しの力も残ってない感じでした。


KKP#5「TAKE OFF〜ライト三兄弟〜」千秋楽。
見られて本当によかったです。




ちなみにこの後も全然拍手がなりやまず、三回くらい出てきました。

このツアーを支えてくれたスタッフへ感謝の拍手。
いつもの円盤?投げ。千秋楽なのであびるくんのゴーグルやオリベさんの手袋など投げてました。
などなど。
(多分順番違いますが、私も興奮しててあまり覚えてないのであしからず)

そして観客がなかなか帰らないので、最終的には小林さんが
「え〜、本公演は以上を持ちまして終了いたしました」とアナウンス風で言い出したり、
久ヶ沢さんが「スタッフから『バラす時間が』って怒られちゃった」なんて言ったり。

でもその後で小林さんが
「ちょっと座ってもいい?なんか腰ぬけちゃって」
と言い出して、最終的には横になってしまいました。

そんな彼にみんな「お疲れ様〜」といわんばかりの拍手。

それを制止するオレンヂさん。
小林さんに近づいていって

オ「大丈夫?」
小「大丈夫じゃない。」
久「立てるか?」
小「立てない。」
 「だって、ステージ終わって力が残ってるなんてそんなの」
オ「そんなの?」
小「(ちょっとためて)・・・・ロックじゃねぇよ(にやり笑)」

もういつもの小林さんでした。

久「まぁ、オレはこの後ジム行くけどな(笑)」

三人「♪ライト三兄弟♪」(だんご三兄弟風に)
 
ってな感じでミニコントで締めていただきました。


最後の最後まで息のあったライト三兄弟でした。

最終フライトおつかれさま。
またいつの日か会いましょう。