今年の締め

今年一年を振り返ってみて、一番思うのは、「何も起こらなかった」。
とにかく日々平和に過ぎていきました。それがなにより幸せだった。

今年もいろんな舞台や映画を見てきました。
その中でよかったものを紹介します。



「ゆれる」映画
映像の撮り方、台詞、役者、どれをとってもすごく丁寧に作られていて、よかった。
ラストシーンがまた思わせぶりなのもおもしろかった。




フラガール」映画
これは前者とはまったく違うタイプの映画。泣けて泣けて泣ける映画です。
個人的には「ALWAYS 三丁目の夕日」と「SWIG GIRLS」を足して二で割ったようなタイプの映画だと思ってます。
松雪泰子の衣装もとてもきれいで、意外にもしずちゃんの演技にやられました。



「ライト三兄弟〜TAKE OFF〜」舞台
ラーメンズ小林賢太郎プロデュース公演第五弾の作品。開演直前での出演者交代というアクシデントにもかかわらず、ものすごくおもしろかった!!これは一緒に見に行った友達も、「並んででももう一回見たいね!!」と本気で話していたくらい。これぞエンターテイメント。三人のアドリブが多く、とくにオレンジさんがかわいかった。お話しもわかりやすく、テンポもよく進み、すっきりとしたラストで最後まで客席と一緒に楽しむことを徹底した舞台でした。



「ズビズビ。」舞台
これは劇団M.O.Pという二十年以上続く劇団の舞台。もうベテランさんですから、それはそれは良い舞台でした。今回は4つの短いお話をやるスタイルでしたが、どれも舞台のつぼを押さえた作品で、役者も演出も年月を重ねているだけあってえらいかっこよかった。年一公演ということでまた来年の舞台楽しみにしてますよ。




「東京タワー〜オカンと、ボクと、時々オトン〜」ドラマ
誰がなんと言おうと今年一番のドラマだった。もちろん大泉さん目当てで見ましたが、今までにない演技で「雅也」になっていたのが良かったのと、オカン役の田中裕子さんの演技がすばらしかった。久世さんの急逝、放送延期などの災難にあった作品でしたが、その分とても大切な作品になりました。


ほかにもいろいろありましたが、とりあえずこんな感じの一年でした。
来年はどんな作品に出会うんでしょうね。