もうすぐ

ドラバラ最後のDVDですね。「なんてったってアイドル
ドラバラ初期のバラエティー一色な感じから、後半はかなり演技のほうにも力を入れはじめた感じがあるなぁ。
この最終話を撮った頃ってちょうど大泉さんがフジテレビの「救命病棟24時」に出るってことで、放送こそ始まってなかったものの、札幌と東京を往復し出したんだよね。しかもイナダ組の『カメヤ演芸場』の公演も相まって多忙を極めていましたなぁ。(まぁ、今も多忙でしょうが)

私がどうでしょうや大泉さん、そしてドラバラのことを知り始めたのもこの頃でした。
いやぁもう二年も経ったのね。早い。

正直二年も経てば熱も冷めると思ってたんだけど、熱が冷めるというよりは、生活の一部に溶け込んでしまってます。

んで、このドラバラ。
ホワイトストーンズで幕を開けましたが、だんだん皆等身大の役を演じるようになってきました。

山田家の人々の副音声で大泉さんが「ドラバラはバラエティではあるけれども、やっぱり僕らにとってはお芝居をする貴重な場であった」とおっしゃってました。

当時のナックスは北海道のテレビでバラエティーを、芝居は舞台と映画でといった形でしょうか。
毎週放送のあるバラエティーに対して、舞台や映画は長くても1,2ヶ月。
今よりも映像作品でお芝居する場が少なかったように思います。(気のせい?)
それに自ら脚本を書き、主題歌を作り、役を演じて、時には編集にも立ち会う。
ここまで手作り感のあふれるものって、キュージャンボリー以外ではもうあまりお目にかかれないんじゃないでしょうか。
それだけスタッフも演者も大変だけど楽しかったんだろうなぁ・・・というのが副音声を聞いていてよくわかります。

ドラマの作り方や歌もだんだんレベルアップしていってる感触があるし、はっきりいって金だけ使ってる中央のベタなドラマよりよっぽどいいなと思うこともありました。
ただ、後半お芝居に真剣になるにつれ正直バラエティとしての色は少し薄まっていった気がします。
バラエティとしてこの番組をみるならやっぱりどうでしょうの方が・・・と思ってしまうのです。
藤村さんが前に日記で指摘してましたが、やっぱりそこらへんのバランスが非常に難しいのがこの番組の致命的な欠点で、そういった意味ではドラとバラに分かれているDVDのほうがいかんなくこの番組を堪能できると私も思います。

私がドラバラを買う理由はバラエティとしてよりもむしろキューの皆さんが作ったドラマを見たいから。

だから実は自分でドラマがおもしろそうと思うものしか購入してません。
私の中では、ドラマがドラマとしておもしろいからこそ、バラエティとしても成り立つからです。
DVD買ってもドラディスクの方が多く見ちゃうんです。バラディスクより。

そんなわけで最後のDVD「なんてったってアイドル」。
楽しみにしています。