今日は無事に仕事が終わり、一安心。
金曜日にやってしまった大失敗もなんとか無事終わりました。

今日は高校野球再試合。
仕事のため昼休みしか見られなかったけど、いい試合でした。
よくがんばったね。両校とも。

そしてキューさんの祭りも無事終わったみたいで。
その様子を藤村さんが今日の日記に書いておりました。


(以下一部抜粋↓)


大泉洋は最後に言いました。「皆さんは観客のプロだ!」。

まさにその通り。安田さんの流し目に卒倒し、四十路を越えた社長の奮闘に絶叫する。事前の打ち合わせなどなく、しかし、客席の惜しみない協力を絶対的前提として演出されたステージ。観客の協力なしでは生み出せない異空間。

2年に一度札幌という地方都市で開催されるこのイベントは、

「世界的にも非常に稀有なジャンルの、しかし一級のエンターテイメントである」

ステージ上の演者と、客席に陣取る2千数百人の「共演者」を冷静に眺めながら、私はそう思ったのであります。

しかし、そうやって客観的に眺めていた私にステージ後半、予想外のことが起こった。大泉洋作・演出の小芝居に、不覚にも最大級の涙を流してしまったのだ。明らかに不覚であった。

大泉洋の自伝的ドラマ「山田家の人々」の続編として作られた今回の芝居。どうでしょう本にも連載されている、仲が良かったおじいさんとの実話がベースだ。大泉洋は、どうでしょうのロケ中におじいさんを亡くし、その死に目に会えなかった。

夏の日。おじいさんとの別れ。劇中で大泉役を演ずる安田さんの泣き顔は、「北の国から」の邦衛先生並みに私の喉を締め付けた。

大泉洋というのは、実にツボを押さえている。その天性のカンは、やつが作り手となった時にも如何なく発揮される。ダサダサタレントの歌謡ショーのあとに、なぜ最大級の涙を流さなければならないのか。私が当時の状況を知る人間であったことを差し引いても、なぜあんな強引な技に見事一本取られてしまったのか。

役者・大泉洋に心を動かされることはまだまだ少ないが、作家、演出家としての大泉洋は、もしかしたら私の中でスピルバーグ先生、黒澤先生などと肩を並べるクリエイターになるかもしれない。もしかしたら山田洋二先生とはすでに肩を並べてるかもしれない。そんなことを思ったのだ。

ということで、ね、ロケも近いことだし、やつには気分良く、その日の朝を迎えてもらおう。大泉洋最高!と。

さて天才大泉氏の作品を見たいという方は、弊社制作のバラエティー番組「ドラバラ」のDVD「山田家の人々」、そして「VS(ブイエス)〜禁断の対決企画〜」内に収録されております短編ドラマ「さよなら朝日荘」も併せてご覧下さい。両作品とも爆笑メイキングシーンたっぷりのDVDが弊社より絶賛発売中でございます。お求めは弊社通販サイト「HTBオンラインショップ」が便利ですと、今回もつつがなく宣伝活動につなげたところで本日の日記これまで。

では、みなさん。元気で!


ちゃっかり最後はDVDの宣伝までしちゃってますけど、確かに大泉さんが作り出すものは私もツボど真ん中なんです。


今まで見たドラマの中でも「山田家の人々」は5本の指に入るほど。
ヤスケン演じる洋一が明日美に振られて、家に帰ってきてじいちゃんに一言
「じいちゃん、彼女に振られた」って泣くシーンなんてもうね、すごく良かった。
「そうか」って一言言った後にうたう春三の詩吟がまたシーンを盛り立てて。
あと最後の結婚式の太郎の言葉。モリの演技が直球ストレートで。素直に感動しました。


かと思いきや「飲むしょ朝まで」なんて演歌作ったり。これもまた別の意味で名作。


そういうわけで、このジャンボリーのDVD絶対買います。12月20日発売だってね。