絵はがき2

おとといtvkでは絵はがき2第三夜が放送されました。

今回はじめてみたんだけど、地味にこの企画おもしろかったです。

50枚の絵はがきから一枚引いて絵がはきに映っている風景と全くおんなじ場所へ移動し、撮影し、またそこで別の絵はがきを引いては移動を繰り返すこの企画。

今回は札幌からスタートで一枚目は茨城県
そしてなんと二枚目ミスターさんが引いたのは札幌時計台
結局札幌へ日帰りするはめに。夜に着いたもんだから皆さんそれぞれ一旦自宅に帰るという今までにない展開に。

いつもなら旅に出たら帰ってこない息子がその日のうちに帰宅したことに驚いた大泉パパ。帰ってきた理由を息子からきいた時の名台詞「なんとかインチキできんのか」にも笑わしていただきました。

そして今回の第三夜。

時計台の前で引いたのは宮崎県高千穂の絵はがき。
特徴のない絵はがきからいろいろ推理して場所を探すどうでしょう班
ミスターさんのひらめきから場所を特定。
実際そこへ行ってみると見事当たってた!という回だったんですが、
ミスターさん現場に到着するや否やカメラ無視して勝手に一人で車を降りて「ここだ!ここだ!」とおおはしゃぎ。
とりあえず車を適当な場所に停めてから・・・と思って車の中に残っている三人からは
「待てっつてんだろう!!」とブーイングが。

自分の推理が当たってるのが嬉しかったんでしょうねぇ。

でも結局微妙に違う場所だということが判明。

大泉さんに「結局違う場所なんでしょう。カメラ無視して行動しないでくださいよ」とお咎めを受けたミスター。
素直に「ごめん」と謝るミスターさん。

でもまた次の場所でも同じ事をくりかえすミスター。
「あの人はほんとにこういうことになるとテレビとか関係なくなっちゃうんだもんなぁ」とあきれる大泉さん。


ここらへんのくだりがなんともおもしろかった。


前に番組の日記で藤村さんがミスターさんのことを「大泉洋が川の流れに身を任せて下流に流れてきたものを上手にかき集めるタイプなら鈴井貴之という人間は自ら川に飛び込んであっちこっちもぐっては一生懸命探すタイプ」と書いていましたが、まさにその対比が良く出ている場面だと思います。

とにかく自分で体験する、やってみて正しいかどうかを判断するタイプなんですねぇ。ミスターさんは。
だから自分がひらめいたことが実際どうなのかが一番気になってしまう。

一方大泉さんは周りの「流れ」というものを大事にするタイプ。ミスターさんの推論が正しいかどうかではなく、番組の流れの方に気を使う。

だからこそ、「誰よりも早く車を飛び出すミスター」と「それをとがめる大泉さん」という構図が出来てくるんです。
そしてそこに笑いが生まれてくる。

こういうところがどうでしょうのおもしろさだと私は思うんです。